トラブル解決の第一歩内容証明郵便
(1)内容証明郵便とは
内容証明郵便とは差出人が同文の郵便物を3通作成して、1通を相手方に、1通を郵便局が保存し、もう1通を差出人の手元に残す郵便です。
内容証明郵便と普通郵便と違う点は差出人が「どのような内容」の文書を「いつ」「誰に」発送したのかを郵便局が証明してくれる点です。
但し内容証明郵便も普通郵便以上の法律的な強制力を持っているわけではありません。
普通郵便より内容証明郵便で出すのが好ましい状況としましては
- 契約の解除やクーリングオフをする場合 。
- 債権の時効消滅や時効中断を主張する場合
- 損害賠償請求する場合
があげられます。
(2)内容証明郵便メリット
@
心理的圧迫、事実上の強制力を持たせる
普通郵便より内容・様式において格式ばった郵便ですので、あえて普通郵便ではなく労力費用をかけた内容証明郵便で送る事により差出人に対して強い意志を表明し、心理的圧迫を感じさせる心理的効果があります。
A
証拠づくりや相手方の出方を見る手段として有用
訴訟に入る前にとりあえず相手方の態度や反応に探りを入れたい場合や裁判に備えて証拠づくり
をしたい場合に利用できます。
普通郵便と異なり心理的効果により返答の確率も高いと言えます。
(3)デメリット
@一定の形式があり、形式を守らないと受理してくれない。
軽微な間違いで何回も郵便局に行く羽目に。
字数行数に制限がある。
横書きの場合(一行13字以内、用紙一枚40行以内、又は26字以内20行以内等)
A普通郵便より費用がかかります。
凡そ1,800円位かかります。
(4)内容証明郵便作成費用
○郵便料金100円、書留料金420円、配達証明300円
内容証明代430円(一枚増える毎に260円)
3枚の内容証明郵便を郵送すると凡そ1800円かかります。
○当事務所報酬
○その他交通費がかかります。
※ その他事件内容の難易度により、凡そ2万円程度加算致します。
内容証明作成ご依頼の流れ
1 まずは電話(03−6410−9788)、メール(
endotaro@iris.ocn.ne.jp)
又は
相談申込みフォームにご連絡下さい。簡単に本件につきお聞かせください。
↓
2 面談日時を決めまして、ご自宅、最寄駅まで伺いまして、詳しい事情をお聞きします。
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3 本件紛争で取り得る手続き, 手続きの流れをご提示します。
お見積りに納得して頂けましたら委任状に押印お願いします。
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4 内容証明郵便を作成致し、相手方に送付いたします。
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5 その後の交渉までご依頼頂ければ、当事務所が代理して相手方と交渉致します。
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