取締役(会)、株主総会、代表取締役、監査役の事を会社法では機関と呼びます。
会社にどの機関を置くかを決める事を機関設計と言います。
この機関設計は会社法上様々なパターンがあります。
必須機関は株主総会と取締役であり、これにどの機関を足すかによっておよそ40通りほどの組み合わせがあります。
必須機関である株主総会と取締役だけ置く機関設計です。取締役会、監査役を置きません。
1人株主が取締役となる事により、会社の意思判断がすべて一人で出来ますので、経営判断の機動性に優れていると言えます。
反面、株主が複数の場合等には会社の意思決定は株主総会で決定する必要がありますので、機動性に欠けるデメリットもあります。
対外的なイメージもそこまで望めないかもしれません。
原則として取締役会を設置するには取締役が3人必要であり、又監査役の設置も必要です。
この機関設計により、株主が複数であっても経営の意思判断等は取締役会で行うことが出来ますので、小規模会社パターンのデメリットを避けることが出来ます。
又、監査役を置くことによって、経営体制強化の姿勢を示すことにより、対外的に良いイメージを持たれ、融資・出資が期待できると言えます。
反面、最低4人の役員が必要ですので、人数を集めるのが大変ですし、役員報酬等の資金面でのデメリットがあります。
6 株式会社設立における専門家の関与 〜株式会社設立前の基礎知識〜
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1株式会社にするメリット |
2会社の種類と特徴 |
3設立方法は2種類 |
4役員について |
5機関について |
6設立における専門家の役割 |
7許認可が必要な事業 |
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1設立にかかる費用 |
2設立スケジュール |
3印鑑の用意 |
4株式会社の概要を決める (商号・目的・本店・資本金) |
5株式会社概要を決める2 (事業年度・公告方法・役員等) |
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1定款の記載事項 |
2定款認証 |
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○設立登記 |
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代表 遠藤太郎 略歴会員番号東京第6117号簡裁認定第1101129号 司法書士会大田支部 1977年生まれ37歳 東京都大田区池上出身・在住 12年及ぶ資格受験の末、 司法書士試験に 合格致しました 受験時代の様々な経験を武器に地域密着で 相続・会社設立・遺言書作成・示談のお悩みを 全力サポートさせて頂きます |